彗星のごとく現れた“脱力系・天才ゲーマー幼女”猫宮ひなた【クリニン編集部が勝手に選ぶ!期待のVtuber③】
クリニン編集部が期待をよせるVtuberを勝手に紹介する本企画。3人目は、Vtuber界に新たな風を吹かせ、人気急上昇中の猫宮ひなたです。
ゆる〜い脱力系幼女
2018年2月に登場し、5月現在、猫宮ひなたの動画の投稿数は12本と数は多くない。にもかかわらず、チャンネル登録者数は30万人・Twitterフォロワー数は12万人と、その人気はVtuberでもトップクラス。短期間かつ少ない投稿でファンを獲得する、彼女の魅力の理由に迫っていきます。
まず、この脱力系・幼女キャラ。それまでVtuber界で人気を集めていたのはキズナアイを筆頭にみなテンションが高めで、どちらかといえばグラマラスな王道の可愛さを持つキャラが多め。ところが彗星のごとく現れた猫宮ひなたは、一人称は「ぼく」で、喋り口調もテンション低め。どんなに高くても「うえーい」とニヤニヤする程度で、表情もそこまで変わらず、目は半開きでいつもどこかだるそう。
服装も胸元がゆる〜いタンクトップにスパッツとカジュアルそのもの。とにかくゆるくて、全身から力が抜けています。
BGMやエンディングを制作しているVOCALOIDプロデューサー(ボカロP)のココアシガレットPが生み出すフラットなノリの楽曲も、彼女の独特なゆる〜い空気感をいい感じに演出しています。
ゲームの腕前はトップクラス、ギャップ萌え
そんな見た目と性格、醸し出す空気感とは裏腹に、ゲームの腕前はプロ級。初めて投稿したゲーム実況動画は、多くのVtuberがプレイしている人気ゲーム『PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS(PUBG)』。PUBGは100人が一度に争うハードがバトルロイヤルゲームですが、その中で、かなりの余裕を見せて1位を獲得するという、玄人すぎる圧倒的な実力を披露しました。
PUBGと同じくガンアクションゲームである『Counter-Strike: Global Offensive』(CSGO)では、GLOBAL ELITEという階級でプレイしていることを明かし、その実力はCSGOの全プレイヤー中1%の存在であるトップゲーマークラス!
「見た目と性格は脱力系幼女」、「ゲームの腕前はプロ級」。猫宮ひなたのそのギャップが、多くのファンの心を一気に鷲掴みしているのです。
ファンの期待を裏切らない巧みな演出!
猫宮ひなたは登場の仕方を含め、演出も巧み。簡単にその流れを追ってみましょう。
彼女が登場した当時、Twitterで準備告知→動画投稿の流れは斬新でした(それまでは動画チャンネル開設→Twitterで告知が主流)。
猫宮ひなたがTwitterを開設したのは2018年2月10日。最初は画像のみでスタート。
2月11日には「CSGOでは、ぐろーばるえりーとっていう階級でやってるよ」と投稿。FPSゲーム『Counter-Strike:Global Offensive(CS:GO)』のグローバルエリートといえば、ランクの最高階級。脱力系のかわいい見た目と、ゲームの実力をほのめかすコメントに、動画も声もないのに、Twitter上で話題に。
2月12日のチャンネル開設時には、すでにVtuber界隈で注目されており、動画が投稿されていないにもかかわらず登録者数をめきめき増やしていきました。
2月13日にTwitterに投稿されたCS:GOプレイ動画は、彼女のコメントを裏付けるのに十分すぎる腕前! 同日、Twitter上に「声」だけが投稿されます。
情報を小出しにして、ファンの期待感を煽りつつ、その期待を裏切らない。
そして、2月16日、ついにはじめて動画が投稿されます!
さらに2月21日に前述のPUBGのプロ級の腕前を披露! その実力はマニアだけでなく、プレイをしたことのない人にもわかるレベル。彼女の動画は、プレイをしない人も、幅広い層が楽しめるよう編集がなされています。
作り込まれた斬新なキャラ設定と演出、類まれなゲームの腕前で、ファンを魅了する猫宮ひなた。最近では、株式会社DUO(ディオ)が運営するVtuber専属の事務所「ENTUM」に初期メンバーとして所属しています。今後もさらなる活躍でVtuber界隈に新しい風を吹き込んでくれることでしょう!
まとめ
✅登場と当時に一気にファンを獲得した猫宮ひなたに注目!
✅脱力系幼女でありながら天才ゲーマーというギャップ!
✅ ファンの期待感を煽りつつ裏切らない巧みな演出と動画編集がすごい
(Rurika Toku/クリニン編集部)
* 編集部より *
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